面接官が自己PRについて聞くのは、以下の目的があります。
- 応募者が持っている経験やスキルを具体的に知りたい
- 自己を客観的に分析できているかを知りたい
- 採用することで具体的にどのようなメリットがあるのかを知りたい
また、自己紹介と自己PRはひとつの質問として聞かれることもありますが、以下の違いがあります。
自己PRでは「頑張りました」「努力しました」のような抽象的な表現ではなく、「〇〇という課題に対し、□□という手法を用い、◎◎という結果を達成しました」のように、具体的に説明しましょう。
また「〇〇エリア営業成績1位の達成」「前年比売上〇〇%アップ」など、数値があると具体性が増します。
具体的で目を見張るような結果や数値がなくても、印象に残る自己PRができないわけではありません。
自身が具体的にどのようなアクションを起こし、どのような能力を発揮したのかを、自分だけの具体的なエピソードをあわせて伝えられれば十分です。
そして「もっともアピールしたいこと」は1つに絞り、さらにその経験・スキルを活かして「入社後に具体的にどう活躍したいのか」をセットで伝えることができると、面接官に好印象を与えられます。
自己PRの質問バリエーション
「自己PRをお願いします。」
「あなたはどのような性格ですか?」
「あなたは周囲の方からどのような人だと言われていますか?」
「あなたが働くうえで大切にしていることは何でしょうか?」
「普段からスキルアップのために行なっていることはありますか?」
「仕事を行う際に工夫している点はありますか?」
「あなたはどのようなときに、仕事にやりがいを感じますか?」
「あなたの仕事観を教えてください。」
「当社で活かせるスキルにはどのようなものがありますか?」
「この業界(志望先の会社の業界)ではどのようなスキルが重要だとお考えですか?」
「マネジメントの経験はありますか?」
「弊社では○○のような能力が必要になりますが、いかがでしょうか?」
「これまでの業務における実績などお聞かせください。」
「仕事上での成功談を教えてください。」
「仕事上での失敗談を教えてください。」
「業務やプロジェクトのリーダー経験はありますか?」
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